生神さまっ!

手元で光るストラップを、ぎゅっと握りしめた。




「…それ、なんかの石なのかな?」



「う、うん。そうなの。

オパールって知ってる?」




「あー、分かる。

あの、光の当てる角度によって色が変わる、白い石だよね…秋の誕生石だっけ?」




「…今年の誕生日プレゼント、なんだ。

ありがとう。ほんっとに…大切なものなんだ」





今、オパールは綺麗なピンク色に光っている。


私は思わず微笑んだ。




「秋奈」




…けど、微笑みはすぐに崩れてしまったらしい。


振り向くと…立っていたのは、男の人。まぎれもない、父だった。



高身長で見た目も結構かっこいい私の父は、私の自慢だった。