生神さまっ!

も、もう1個…?


…アマテラス様の大事なペットでも殺しちゃったのだろうか。

目の前でトイレしたから、だとかで…あ、ありそう。




けどさっきまでのイライラを消したツクヨミ様の金色に輝く瞳が、私のバカな考えを吹き飛ばした。




「僕が、正しいからだよ」



「…えっと、それは…」




「…姉さんはね、優しい人だから。気遣いもできるし、その人のためなら神といえど嘘もつく。

全て人のために行動する。


…僕は、正しいと思ったこと、言わなければいけないことは、必ず言うんだよ」




…それのどこが、悪いのだろう。

どっちが正しいかなんて分からないけど…実際人界でも似たようなことがあるし、別に…




「だから姉さんは思ったはずだよ。


絶対に僕と生神を会わせてはいけない、ってね」





その言葉を聞いた時…なんとなく、なんとなくだけど…察してしまう。




「…もしかして、アマテラス様が…

…なにか秘密にしていることがあるってことですか」




ツクヨミ様は、

静かに、うなずいた。