生神さまっ!

「…なにその顔。君が言いたいことぐらいは分かるけど、冬ってことぐらいは僕だって分かるから」



「え、あ、スイマセン…」



「別に良いけど。


…ねえ君、僕はなんで姉さんに嫌われてると思う?」




…突然すぎて、「は?」と言いたくなった。


…いや、確かにアマテラス様はツクヨミ様のこととかそんなに話したりしないけど。


別に…



「…嫌ってはないんじゃないんですか?」



「いーや、嫌ってるね。理由は分かってるんだよね。


昔さ、なんか食べ物を司るかなんだかの神がいてね。姉さんに頼まれたもんだから、その人に僕は会いに行ったのさ。お届け物とかあってね。


けどさ、その…女だったんだけどさ、ありがとうございますって言った後どうしたと思う?」




…な、なんか一気にまくしたてられたけど。


少し頷きながら「さ、さあ…」とつぶやく。


ツクヨミ様は不機嫌そうな顔で吐きすてるように言う。




「急に吐いたんだよ、ゲーってさ、目の前で!」



「め、目の前で!?」



「そ!僕キレちゃって。

そんときはまだワガママ坊主だった僕は、今までそんな態度をとった神なんてもちろんいなかったしさあ、つい…」




「つい…?」