「定期的に忙しい中来てくれるだけでもありがたいよ」




私が言うと、そうだけどな?と夏樹が笑う。


…多分、アマテラス様に聞いても…場所は分からないよね。





立ち上がりながら、ツクヨミ様のことを考える。



やっぱり、会うなら夜、か。


できるだけ早いほうがいいかも。




「秋奈ー、早くー!」



「あ、ごめーん」




気付けば、みんなが先に行ってる。



走りながらも頭の中は"計画"のことでいっぱいだった。