その後のみんなとのお話タイムは、楽しいのなんのって。



天界の裏事情や、あの神様とあの神様のスキャンダルみたいなのがあったのだとか、こんな事件があったとか、昨日までの私だったら一生知ることでないであろうお話をたっぷり。



気付けばあっという間に2時間近く経っていて、食事を食べる場所に移動。



お話してた部屋の2倍ぐらいの、細長い部屋に行った。



そこにはテレビでしか見たことないような、小さな椅子サイズの茶色い台にたくさんの種類の食事が並んでいた。



ご飯にお味噌汁…魚…漬物……



思っていたよりは大分庶民的。だけどこっちの方が気軽でいいな。




たくさんの人が私達に深々と礼をしながら部屋を後にする。



その人達がいなくなったところで、並んで座りこむ。




「いただきます…！」



アマテラス様は一緒に食べないそう。まあ、太陽神と一緒に食べるのもかなり緊張するけど…



なんか残念。



そう思いながら口に入れたご飯…



…ん！？



お、美味しい！



モチっとしてる！もち米ほどではないけど…ほかほかだし…！



「やっぱり美味しいよね、ココの食事ー！

たまに洋食が恋しくなるけどー…」



「それを言うなよ、春乃」