生神さまっ!

はあ、と一言こぼす。


私…何か、忘れてるっけ?




「…秋奈、お主…

秋は好きか?」




その質問に、喉の奥が何か詰まったように感じた。


秋。


秋、という季節、を。



わたし、は…




「……ここに来る前のお主なら、自信持って答えていたはずじゃ。


『好きだ』となあ」




…そうだ。

私はずっと、秋が、四季が大好きだった。



そう、大好きだったんだ。





「白は好きか?」