生神さまっ!

「でもな…僕、移動系の術扱うのうまくないんだよね。


頑張っても俺含めて3人」




「…え、じゃあどうやって行くんだよ」




「夏樹だよね、君。

…君だって移動系は使えないんだから、文句言わないでくれる?」




「あ、すんません…」





…いや、じゃあどうすればいいんだろう。


ツクヨミ…様?も考えているけど、なかなか案が浮かばないらしいし。




「ここから屋敷って遠いの?」



「遠いよ遠いよー!

だってお隣は黄泉の国だよ?黄泉の国と高天原なんて、近かったら大問題だもん!」




…まあ、確かにそうだよなあ。

じゃあ歩こうって案はもちろんなしか。





「俺も移動はできないし…春乃も夏樹もできないし。

秋奈も多分、できないよね?」



冬斗の言葉にうなずく私。


参ったな、とぐしゃぐしゃと銀髪を掻き毟るツクヨミ、様。うん、様をつけよう。







「我が助けてやってもいいぞ?」