生神さまっ!

そんな攻防がしばらく続く。


息をするのを忘れる程激しい攻防戦は終わりを迎えない…?




…けどそれは打ち砕かれた。



ツクヨミがにやり、笑ったのが見えた時。


…初めて笑った顔を見たな、何て思った時。




一瞬で…道真が吹っ飛んだ。


吹っ飛んだ、というのは…その場から一気に向こう30mぐらいまで…ホント、一瞬にして。



瞬きを1回したぐらいで、コマが1個進んだぐらいで…一気に。




激しく大木に打たれた道真を見て…また、にやりと笑う。




「僕の力をナメない方が良いよ」




ゆらり、と…道真が立ち上がる。


服の所々が茶色く、赤く滲んでいるところもあった。



けどその顔から笑みは消えていない。




「…体力増強、でしょうか」