生神さまっ!

秋の…何の、神?



普通の神?

現人神?

それとも…




「秋奈さま」



後ろからの声に、ゆっくりと振り向く。



「あなたさまの敵は、彼等。

それ以上でもそれ以下でもありません」



「…はい…」




再び前を向くと、こちらに顔を向ける3人の姿。

困惑した表情を浮かべる者、唇を噛んで悔しそうな者、何か考え込んでいる者…



戦いに迷いは禁物なのだと思う。



だから…




「…"楓"…"紅葉"」



右手を纏う光の粒子が真っ赤に変わったのを目で確認すると…


私は、もう1人でたっている…群青色の髪の女の子へと一気に…飛んだ。



地をさっきとは違って縦に蹴り上げ、大きく上へと跳ぶ。




あとは体に任せるまま、彼女の元へ…落ちてく。