けど…敵は、敵だし。
やらなければやられるし。
「……"楓"」
そう小さく呟いて閉まった白の玉に触れる。
すると、あっという間に…私の右手を纏うような、小さな赤い光の粒子が生まれる。
戦い方、だとか。
なんで私が今戦ってるんだろう、とか。
考えたいことがたくさんあるはずなのに、考えられない。
なんで私と対峙しているあの人たちが悲しそうな顔をしているんだろう、とか。
なんで私は攻撃を始めることができないんだろう、とか。
…聞きたいのに、聞けない。
「…秋奈さま。
行ってください」
「……はい…」
なんで道真に従っているんだろう、とかも。
聞きたいけど、それは蛙の子は蛙、みたいな当然のことのように感じる。
やらなければやられるし。
「……"楓"」
そう小さく呟いて閉まった白の玉に触れる。
すると、あっという間に…私の右手を纏うような、小さな赤い光の粒子が生まれる。
戦い方、だとか。
なんで私が今戦ってるんだろう、とか。
考えたいことがたくさんあるはずなのに、考えられない。
なんで私と対峙しているあの人たちが悲しそうな顔をしているんだろう、とか。
なんで私は攻撃を始めることができないんだろう、とか。
…聞きたいのに、聞けない。
「…秋奈さま。
行ってください」
「……はい…」
なんで道真に従っているんだろう、とかも。
聞きたいけど、それは蛙の子は蛙、みたいな当然のことのように感じる。

