生神さまっ!

駆けてくる、3つの人影。




だんだだんだん迫ってくる。

距離30m辺りで、そのうちの1人がぶんぶんと大きく手を振った。





「あきなー!!」




「…ねえ」


私は、道真の方に顔を向ける。

ん?と笑顔で道真は応えた。




「……あの子、誰」




「…君の仲間のフリをして君を利用し陥れようとする、


君の敵だ」




「…なるほど」




私の仲間のフリ…か。

だからあんな満面の笑みなのか。



でも…そんな彼女も私の後ろにいる道真の方を見ると、笑顔が凍りついた。


やっぱり…バレた、そう思ってるのか。