生神さまっ!

戦う…



「戦うって、アレですか。
武力を持って互いに攻めあったり、
競争みたいなやつですか。
い、いや精神的な面でも戦うってあるるよね。
多分そうなんだよね。スサノオ様と我慢比べでもするんだよね。
あ、私が勘違いしていただけだった。テヘペロ☆
何百年か前の戦争とか、そうゆうのを想像していたや。
あー違うに決まってるのにね。私ったらバカだなぁ。
戦うなんてないに決まってるのにね。ね…ね?



…ねえ!?」






「すっごい早口を披露してもらったところ悪いけど、残念ながら。

武力を持って互いに攻め合うのが正解です」





パチパチと手を叩きながら言う冬斗に合わせ、2人も手を叩く。



…信じたくない。



信じたくない!



「やだ!痛いの嫌だよ!」



「人間みたいなこと言わないの、秋奈!」



「つい1日前まで人間として過ごして来た身ですからね、私ー!」




戦う?私が?



…あり得ない。



小6の時、いつも仲良い2人組の男子が大ゲンカをしていたのを思い出す。



2人とも殴り合って、傷だらけになった、唇とかも切っちゃって。



周りの声なんか聞かずに、ただひたすら殴り合ってた。



結果、すぐ仲直りして。ああ、ケンカするほど仲がいいってこうゆうことか、って思ったけど。



…でも、怖い。



結局そのうちの1人の男の子は右手を痛めて、右利きだった彼はキレイに字をかけていなかった。



みんなが言う"戦い"の規模が、そんなもんじゃないってことぐらい、分かってる。



だからこそ、怖い。