生神さまっ!

「あなたさまは賢いこと、わたしは知っています。

4人の中で、1番に賢い」





「…断トツで冬斗が頭良いけど」




「そうゆう意味ではありませんよ。

…ただあなたさまは、判断力が素晴らしい。


現に今も…無理と判断したのでしょうか、術を使うのをやめ、ここから脱出することも考えてはいないようですしねえ」





…この部屋は、薄暗い。


その理由の詳しいものは分からないけど…



…道真が絡んでいることは、簡単にわかる。



どうせ、彼の事だ。簡単には出られないようにしている。そう判断したからだった。





「…私をどうするつもりですかね」




「言ったでしょう。


染まればいいのです、あなたは」





彼の言葉に、私は笑う。



…ここで動揺を見せてはいけない。




「何色に染まればいいの。

私は…染まりたくはないけど」




「あなたさまは白です。


なにものにでも、染まるでしょう。







…それも、簡単に」