「…アマテラス様、会議に戻っちゃったね」



もう、耳にアマテラス様の声は届かない。




「やっぱりあと2日だもんねー。

最後のまとめ!みたいなものなんじゃないかな?」




「てゆうか、会議で何をそんなに長く話してるの?」



「うーん…毎年色々違うみたいだけどね。

やっぱり今回は、スサノオとあたし達についてじゃないかなー。


今、天界ではあたし達の存在は一大ニュースだからね」




…確かに、春の時も夏の時も…救った後は、一応天界の高級住宅地っぽい雰囲気のここら辺に…天界のメディアっぽい人たちが来たり、大勢の人が押しかけて来たり…



天界に遊びに行った時も、多少の見られてる感は否めなかった。




「…期待されてる反面、それに応えなきゃだよね」




「……秋奈、春のあたしが言ってもイライラしちゃうだけかもだけど…


次が秋だからって、焦んなくていいんだからね?

逆に今までトントン拍子で来たところ自体がおかしいもん」