生神さまっ!

力を、発揮できる…?



「…う、うん、なるほど…?

つまり私は、危険な状態から安全な状態にここに来ることによって変わったんだ?」




それならありがたい!



聞いた限りだと、私は…人界?にいたら、スサノオ様になんかされてたかもしれないってことだよね。



それを阻止するために、私はここ、天界に来た…





「…な、なんとか理解できた…」



「良かった良かった」




夏樹に続いて、春乃も冬斗も揃ってうなずく。



けど、次私の耳に入った言葉が、私のつかの間のほっ…っと感が一気に消した。




「でも、その代わりお前は神達と戦わなきゃいけないんだけどなー!」




「…うん?」




夏樹の言葉に、また続いて首を縦に振る2人。



…え、私は首が縦には振らないよ?



はっきり言って意味分からない言葉がさっき聞こえたからね!?




「だから、簡単に言うと、

天界に季節を戻すには、スサノオから玉を4つ、取り戻さなきゃいけないだろ?」



「う、うん」



「そのために、スサノオ側の神達と戦わなきゃいけないってこと」



「う、うん!?」