「そろそろ2人も来るかもしれないしね。

俺等もちょっとは対策しないと」




うん、とうなずきながら言う冬斗に…どこか、拍子抜けしてしまう、





「…冬斗って、

なんてゆーか…浮き沈み激しいってゆーか、二極化しすぎってゆーか……」



「…ん？

それって、もうちょっとくっついていたかったとかそーゆー意味？」



「だから…！

冬斗はそんな感じになる時と冷静になる時の切り替えが早すぎるんだって！」





な、なんかこっちが調子狂う。

もしキスしたら？なんて…


…答えられるわけ、ないじゃん。




「…私も…ちょっと、勉強してくる」


「ん、分かった。

じゃあね、秋奈」



「…うん」