生神さまっ!

き、きす…って。



「い、いやそりゃあ…!」



思わず手を口元にやる。

けどそんな私を見て、冬斗は笑うだけ。



「可愛い」



「え、ま…ど、どうしたの、冬斗…!?」



「いつも通りの俺だよ」



「絶対違う!」



こんな心拍数が上がるなんて思ってなかった。

ただでさえかっこいい冬斗の顔が、目の前に迫っているんだ。



しかも、妖艶な雰囲気を醸し出して。


いつもの真面目そうな好青年さは消えて、

ただ私の目の前にいる冬斗は…


色気がたっぷりで、妙に大人びてる人。




「…ま、まあまあ落ち着きなさって冬斗!」



「何でそんな変な喋り方なの」



「へ、変とは失礼な!

いつもと変わらないです!」