生神さまっ!

「わ、私…今は。

恋愛とか、ちょっと考えられないっていうか…」



私は残念ながら鈍くない。


何と無く、察してしまう。



きっと冬斗は、私のことが…なんて。

自惚れだったらすっごく恥ずかしいけど、思ってしまう。




「好きな人とか、いないんだ?」



「そう、だね。

今は…いない」



初恋もまだです!なんていう、純情女子でもない。

ちゃっかり幼稚園の時に初恋済ませてきた。



そんな私が、冬斗に好かれる理由って…なんだろう。



別に大して可愛くもない容姿に、

大して可愛くもない性格。


むしろ内面はクズだよ、私。




「じゃあさ、

俺が今ここでキスしたりしたら…拒む?」