生神さまっ!

京…当時の都を様々な悲劇が襲ったと言う。



清涼殿に雷が落ち多くの者が火傷をし、それだけではなく死人も出た。

このせいで天皇もが病床に伏せたという。




そして菅原道真を左遷…降格に陥れた高官等の突然死。

その高官等の一族も代々様々な理由で早死にしていった。





「最終的にはある女性に託宣(たくせん)をし、祭らせたんだ。

それから菅原道真の怨霊は消えたとされているよ」




「…すっげえ恨んでんたんだな、ソイツ…」



「いくらなんでもやりすぎじゃないかなー…」




確かに…いくら濡れ衣で左遷になったとしても、随分な恨みようだ。


けど…




「…"裏切られた"…その感情は、きっと永遠に消えないよね」




少し…分かる気もするんだ。

今までずっと仲が良いと思ってた人や、ライバルでも良き好敵手だと思ってた相手が…自分を裏切る、だなんて。


菅原道真を裏切ったのは元々彼と仲が悪かったのかもしれないけど…でも。




…ずっと親しんでた相手だったら、

たまらない、よね。