生神さまっ!



「……すがわらの…みちざね?」



「そう。

春の現人神は…菅原道真、彼だよ」




…卑弥呼と源義経で大分…歴史上の人物が私の敵になるのは慣れたと思ってたけど。



まさか、あの菅原道真が…と、やっぱり思ってしまう。




「秋奈はさ、なんで菅原道真が現人神になったのか分かる?」



「うーん…夏樹は知ってんの?」



「大体ね…予想でしかないけどさ」




横では夏樹の言葉を聞いて、春乃が突然頭を抱え出した。


…この4人で1番…言っちゃ悪いけど、アホの子な春乃にはやっぱり分からないか、うん。



でも「うーん…うーん…」って、考えてる姿も愛らしい…なんて言ったら、


「もー!バカにしてんのー!?んー!」


て顔真っ赤にして怒られちゃうなあ…ハハ……




「…いや、実際全部口に出てるぞ秋奈」



「…へっ?」



確かに視界に映るのは…真っ赤になってほおをふくらませる…春乃の姿。



「あー…ごめんごめん!いやー、悪かったよー!

許して春乃ー」




「ぜーったい悪いと思ってないもん、秋奈!」



「思ってる思ってるー!」