…どうしよう、もう理解できなくなってきた…!
でも、なんとか…なんとか、分かる。うん、続けて。
「続けるよ?
…つまり、4人の神自体が季節の根源であり、力。
彼女達が消えたら、その季節も消えてしまう。
でもそう簡単になってはいけないでしょ?だから…
アマテラス含む他の神達と彼女達4人は、ある2つのモノを生み出したんだよ」
冬斗が夏樹の言葉に合わせて、2本の指を上げる。
そのうちの1本をくいっくいっと動かしながら、冬斗は話し出した。
「1つ目は、4つの"玉"」
「玉?」
「そ、玉。
春夏秋冬それぞれの力を込めた玉。彼女達が消えても、この玉が割られない限りは季節はまだ在りつづける。
そして、もう1つ」
今度は2本とも指を動かしながら、にやりと口元を動かせた。
そんな笑いでも、思わず見惚れてしまうほどかっこいいことにちょっと苛立ちを覚えたりもする。
「2つ目は…
俺達、4人だよ」
「…は?」
4人って…えっと、
それって私も含まれてる!?
ここには私含め…4人。
え、え?ついに私が理解できる範囲を超えた!?
でも、なんとか…なんとか、分かる。うん、続けて。
「続けるよ?
…つまり、4人の神自体が季節の根源であり、力。
彼女達が消えたら、その季節も消えてしまう。
でもそう簡単になってはいけないでしょ?だから…
アマテラス含む他の神達と彼女達4人は、ある2つのモノを生み出したんだよ」
冬斗が夏樹の言葉に合わせて、2本の指を上げる。
そのうちの1本をくいっくいっと動かしながら、冬斗は話し出した。
「1つ目は、4つの"玉"」
「玉?」
「そ、玉。
春夏秋冬それぞれの力を込めた玉。彼女達が消えても、この玉が割られない限りは季節はまだ在りつづける。
そして、もう1つ」
今度は2本とも指を動かしながら、にやりと口元を動かせた。
そんな笑いでも、思わず見惚れてしまうほどかっこいいことにちょっと苛立ちを覚えたりもする。
「2つ目は…
俺達、4人だよ」
「…は?」
4人って…えっと、
それって私も含まれてる!?
ここには私含め…4人。
え、え?ついに私が理解できる範囲を超えた!?

