生神さまっ!

"異常"な考えだな、と思う。


誰かに認めてほしいなんて、思わない。




…けど私は確かに、笑っていた。

目の前で自分の代わりに人が死んでいく姿を見て、笑っていた。



「……誰かに肯定してほしいなんて思わない。


だから…



…誰か、聞いて」





私の叫び声を、誰か……



ポケットから、スマホを取り出す。

けど…連絡帳を見ても…話せる人なんて、いなかった。



ふと、亮太の名前を見て、止まる。




「……そうだ」




私は…下にスクロールして……ある人に、電話をかけた。




「……もしもし」



『も、もしもし…!秋奈、だよね…!?

わ、わたし、事故にあったって聞いて…!


良かった…大丈夫だったんだね……!!!』




伝えなきゃ。

彼女にも。