生神さまっ!

私は、もう分かっていた。




自分が"異常"なことぐらい。






「……だからね、今、亮太にすごく慰めてほしい」



「………ああ、わかっ…」

「でもさ」



春風が、吹く。


私は、亮太の方を向いた。



「……なんで自分が自分のことを怖いか、

その理由は…言うつもりはないよ」



「……お前が言いたくないんだったら俺は、」

「そうゆう意味じゃなくてっ…!!」




何度も何度も遮って、ごめん。

でも、


私は…亮太に、また頼っちゃいそうだから。




「……もう、いいよ」



亮太が……私の方を向く。


綺麗なその顔を……私は笑顔にしたい。



けど、するためには

今の関係じゃ…ダメなんだ。





「私……今、1番亮太に頼りたい。泣きつきたい。私の心の内を聞いてほしい。

けど、我慢する。


だって、これ以上頼ったら……

…私も亮太も、幸せになれない」



「…なに、いってんだよ…」



「……亮太、

美久のこと…好きでしょ?」