生神さまっ!

ゆっくりと、ゆっくりと動いている世界は…止まらない。




私に向かってくる何枚、何十枚ものガラスの破片が…

…まるで何かが私を守っているかのように、突然進路を変えて…



「いやっ、ああああ……」



お母さんに。



「うっ、あ、くっ……」



お父さんに。




ぶすり、ぶすり、と次々と刺さっていく。

私に刺さるはずのガラスが…なぜか、刺さらない。



その代わりに…私が受けるはずだったガラスは、全てお母さんとお父さんに当たっていた。




品のある顔が恐怖と苦痛に変わっていくお母さんの姿。

威厳ある姿が傷つけられていくお父さん。




私の"家族"が、

私の目の前で、



死んでゆく。