生神さまっ!

「へえ…意外に最近なんだね」



「そ!

それに私自身慣れるのに半年はかかったしね!

まあそれは置いといて…だから、私自身この話もアマテラス様とか夏樹と冬斗から聞いただけなんだー!」


ついさっきまで一緒の部屋にいた、あの3人…



アマテラス様が「春乃、部屋へ案内してあげましょう」とか言って、春乃がずるずると私を引っ張ってここに来たようなもの。




その時から今の今までの約15分間…あの人達、なにしてるんだろう。




「興味ある?みんなに!」



「まあ…これから色々関わっていきそうだからね」



「んー!冷めてるなー秋奈は!

あの2人なんか結構良いお顔立ちだよ?」



「無駄に整っているなあとは思うし、かっこいいとも思うよ?

ただそういった方に対する興味は湧かないなぁ」



「えー!」



そう言う春乃の意見も聞きたいところだけど。



この様子じゃ、春乃もあの2人を別に意識しているわけじゃなさそう。




「まあ、とにかく!

私達の使命は、スサノオ様から四季を奪い返すこと!どぅーゆーあんだーすたーんど?」



「…いや、ノーです。

どうやって奪い返せばいいんですか」



「あーそれはねー!」




そこまで春乃が言ったところで…急に、後ろの方から「失礼してもいい?」なんて声が聞こえた。



この声は…




「お!夏樹かな!?

いーよー!」



「んじゃ、失礼しまーす」




…いや、一応ココ私の部屋なんじゃなかったのかな春乃さん。



もうつっこまないでおく。いちいちつっこんでたら私の体が持ちそうにありません!