生神さまっ!

こんなことばっかりしていられない。



もうダメだ。

亮太との関係を…ちゃんとしなきゃ。



たった数ヶ月間だったけど…大分救われた。


もう頼りっぱなしじゃ、ダメなんだ。



……明日、

明日話そう。



サッカー部が休みの日以外は亮太とは帰らない…今日は休みじゃないし。



そう思って、頭痛薬をもらわずに玄関へ行くと…気付いた。




「……大雨……」


嘘でしょ、とこぼれる。


ザアアアアア…と地面を激しく打ち付けている雨。



いくらなんでも降りすぎじゃない?

確かに今日1日雨は降ってたけど…もっとしとしと…て感じだったよ?




「…最悪だ……」



本当は頼りたくないけど。

30分も雨の中なにもささずの歩いて風邪になった方が、家で色々言われる。



スマホを取り出して…家に連絡を入れる。




「もしもし…お母さん?私…秋奈だけど」



『あ、もしかして…雨のこと?

あなた、傘なかったわよね?』



「…知ってたんだ」



今もまだずっと、お父さんからのDVは続いてる。

ずっと見て見ぬ振りをしているお母さん…傘を持ってたなんて、些細なことかもしれないけど…


嬉しかった。