少し頭痛がして、昼休み、保健室に行こうとした時。
少しあいてたスライド式の保健室のドアから聞こえてしまった会話。
「…ごめん、俺……」
「分かってる。うん、大丈夫。
分かってたんだ…ありがとう、聞いてくれて。
ただ、伝えたかったの……
…ねえ、泣きたいの…お願い、出てって…」
足音がして…すぐに物陰にかくれる。
ドアを開く音がして…私はそっと顔を出した。
「…俺……サイテーだろ…」
綺麗な顔を、大きな手で隠す亮太。
…ねえ、亮太。
バカ亮太。
答えは決まっているでしょ。
1月の後半ぐらいから、私達は体を合わせることもなくなってたし、
亮太は美久の話をすることが多くなった。
…バカ。
ほんっとに、バカ。
「………バカ……」
私のつぶやきは、誰にも聞かれないまま、消えていった。
少しあいてたスライド式の保健室のドアから聞こえてしまった会話。
「…ごめん、俺……」
「分かってる。うん、大丈夫。
分かってたんだ…ありがとう、聞いてくれて。
ただ、伝えたかったの……
…ねえ、泣きたいの…お願い、出てって…」
足音がして…すぐに物陰にかくれる。
ドアを開く音がして…私はそっと顔を出した。
「…俺……サイテーだろ…」
綺麗な顔を、大きな手で隠す亮太。
…ねえ、亮太。
バカ亮太。
答えは決まっているでしょ。
1月の後半ぐらいから、私達は体を合わせることもなくなってたし、
亮太は美久の話をすることが多くなった。
…バカ。
ほんっとに、バカ。
「………バカ……」
私のつぶやきは、誰にも聞かれないまま、消えていった。

