生神さまっ!

お父さんの言葉を聞いて、もう希望は捨て去ったと思ってた。



けど…まだ捨て切れてなかった?


まだ、私はナニカを求めてた?



分からない。自分のことさえも分からない。

誰か教えてよ。


教えてください。






「っ、おい、秋奈!!!」



…真っ白な世界から、オレンジ色に光る世界に引き戻された。



「…りょ、うた……

わた、し…」



「クッソ…!!なんで…なんで言わねえんだよっ……!!


なんで俺…もっと早く気付けなかったんだよ…!!!」




私は、亮太の温もりを体で感じてた。


ぎゅっ…っと、どんどん力強く私を抱きしめる亮太。





「なんで、怒って…」



「そんなの…

誰にも頼ろうとしなかったお前と、


なによりも…


何にも気付けなかった俺に、怒ってるに決まってんだろ…!!!」





…亮太。


ごめん。




「なんでっ、オレっ…気付けなかったんだよ…!!」