生神さまっ!

女子高校生なんて名前は、お飾りでしかなくって。

実際の私はただの病んでる15歳。




「秋奈、誕生日おめでと!!」



「…覚えててくれたんだ、亮太」



「なに言ってんだよ!毎年俺はプレゼントあげてるっつーの!

そう言えば、秋奈…中1ぐらいから毎年ソレ、言ってるよなー」




……女子高校生という真っ白な絵の具で私の心のぐちゃぐちゃな色使いを隠していた。


それが剥がされてしまったのは…この時だった。




「…それにさ、秋奈…最近昼メシ購買で買うか食堂ばっかだよな。

弁当食べてるの見たことねえ」




「ああ…お母さん、料理苦手だって言ってて…」




「……小学校ん時、運動会とかそーゆーイベントん時は弁当だったろ。

秋奈のお母さん、めっちゃうまそうな弁当手作りしてたじゃん。


お手伝いさんじゃなくて、私が作りたいから、って言ってたの覚えてる」




「…お手伝いさんも最近忙しくて、お弁当作る暇なくって…」



「そんなヤツいねえだろ、それじゃあただの仕事ができないヤツじゃん」




…本当は、お父さんがお手伝いさんにもお母さんにも…お弁当は作るな、って言ってあるから。

ただ渡されるお金で私は昼食を買うしかない。



私以外にもそうゆう人はいるし…変に思われるはずない、そう思ってたけど。





「…だてに15…じゃねえや。

16年、俺等幼馴染してないだろ」