生神さまっ!

例えるなら、父が続けた。




「……白、だな。

何色にでも染まり、何でも流せられる」




……お父さん。

やっぱり私達、親子なんだよ。



血が繋がっていなくても、親子には変わりないんだよ。



だって、







「………そんなの、とっくのとうに知ってます………」






私は中1の頃から、そう思ってたんだから。


私が白を好きになった理由と、お父さんが言った言葉は同じモノだった。





ただ私は、自分と似ているその色が好きだった。






『抵抗もせず、流れるままに生きていけばいい』





そうだったんだ。

そうだったんだよ。



もう、私達3人は戻れない。


お父さんが会社に慣れたって、
お母さんが元気になったって、


もう、戻れない。



一度壊れたナニカは、修復のしようがない。



だって、


バラバラになって、幾つかの欠片は無くなってしまったから。