生神さまっ!

「どうしたらいいのですか…私は……!」




知りたい。

私のなにが間違って、神様はこんな運命を私に課したのか。




中2の秋。

家族旅行が終わって2週間後に、暴力をふるわれた時に。


助けを求めるように言った。




希望があるのなら、なんだってやる。

前みたいな温かい家族に戻れるのなら、なんだってやる。


冷たい目をしたお父さんを見なくていいんだったら、なんだってやる。

私に哀れみの顔を向けるお母さんを見なくていいんだったら、なんだってやる。




なんだって、やる。


やってみせる。







まだ光がきっとあるんだ。



お父さんも前ほど会社はやりづらそうじゃない、きっと慣れてきた。



お母さんだって大分元気になってきた、戻ってきてるんだ。




あとは、3人の関係が戻るだけなんだ。

3人が前みたいになれるんだったら、




「私はなんだって、やってみせますからっ……!!!」




だからお願い、
答えて。




父の、口が開く。










「……お前は黙って、ただ抵抗もせず流れるままに生きていけばいい」