生神さまっ!

だからと言って、私ガクラスで浮いている存在だった、とかじゃなくって。


むしろ、人に囲まれていた方かな、なんて思う。




「亮太、聞いたよ!!部長になるんでしょ!?」



「へへっ!ちょー嬉しい!!」




いくら亮太がモテていたって、私との仲をとやかく言う人がいたって、さすがに漫画みたいに呼び出しとかは食らわなかった。



けど私は…ぐちゃぐちゃだった。


綺麗な亮太の横にいて良いのか。

そう思いながら、日々過ごしていた。



私の向かい側の家に住む亮太は、知る由もなかった。




美術部とテニス部で迷ってたけど、美術部に入ろう、って決めた頃。


その時から急激に私が変わっていったことに。



向かい側の家で何が起こっているかなんて、


亮太は、知るはずがなかった。