*
好きな色は、と問われたら。
小さい頃は、
ピンク、だとか。
水色、だとか。
黄色、だとか。
特にその3色が好きで、
それがコロコロ変わる感じに答えていた。
ただ、私はある日突然
"白"という色が好きになった。
『なんで白?』
『えー…なんとなく!』
理由もうやむやにしたまま答えた。
本当は答えがあったのに。
『好きな色?うーん、白かな?』
そう言い始めたその刻から
私の体の内側は
様々な色でぐちゃぐちゃになっていた。
赤も青も黒も、ピンクも水色も黄色も、
ぐっちゃぐちゃな綺麗だとは言い難いそんな色を内側に抱えながら
表では全て白で隠して
毎日を、過ごしていた。
『やっぱり白が好きかな!』
そう言い始めたのは、
中1の始めだったように思う。
好きな色は、と問われたら。
小さい頃は、
ピンク、だとか。
水色、だとか。
黄色、だとか。
特にその3色が好きで、
それがコロコロ変わる感じに答えていた。
ただ、私はある日突然
"白"という色が好きになった。
『なんで白?』
『えー…なんとなく!』
理由もうやむやにしたまま答えた。
本当は答えがあったのに。
『好きな色?うーん、白かな?』
そう言い始めたその刻から
私の体の内側は
様々な色でぐちゃぐちゃになっていた。
赤も青も黒も、ピンクも水色も黄色も、
ぐっちゃぐちゃな綺麗だとは言い難いそんな色を内側に抱えながら
表では全て白で隠して
毎日を、過ごしていた。
『やっぱり白が好きかな!』
そう言い始めたのは、
中1の始めだったように思う。