生神さまっ!

口に入れたオムライスが、予想以上に美味しすぎて。

春乃と一口ずつ交換したオムライスが、予想以上に美味しすぎて。



もう、全部わすれちゃう!




…みたいには、もちろんなりませんが。

けど、幾分機嫌も良くなって。



時刻は午後8時を回って。




「そろそろ、帰りましょうか」




彼の言葉に、みんなうなずいた。


満足満足!
こんなに楽しいなんてね、天界!


…そりゃこんなに楽しかったら、遊びに来ちゃう、か。





「…なに考えてんの私バカなの」



「あ、秋奈ー?転移の術使うから、おちついてー?

落ち着いてないとこの術、うまくかからない場合もあるらしいからー?」




ごめん、と謝って…少し中心部から離れたところで、私達は術を使った。

…歩いて戻る気にはなれなかったし。疲れました。




「ただいま戻りましたー!」



「おかえりなさいませ、春乃様!」
「楽しかったですか!?」
「あらあら満足そうなお顔で!すぐお風呂にします?」



……帰った途端、春乃の…良くいえば主大好きな世話好きな付き人、
悪く言えば過保護な付き人さんたちが春乃を取り囲む。



「春乃、おやすみー!」



囲まれている春乃に向かって叫ぶ。

小さかったけど、確かに「おやすみー!」って聞こえましたよ、私の耳に。