生神さまっ!

「別にそんな真っ赤にならなくてもイイだろ。




秋奈の唇は、もう奪い済みだからな」





ば、爆弾投下しやがりましたな!!

本人からそう言われるのが1番再確認しちゃってダメなんですけども!!




は、春乃遅くない!?

早くお会計して戻ってきて!?




そして私をこの赤い王様から救って!?





近付く顔に、ぎゅっと目を閉じる。


だんだんと夏樹の息が、顔に触れてきて……




「ちょっと、そこの赤い変態狼男。

こんなところでなにやってるの」



「…チッ」




………ん?

目を開くと…いつの間にか夏樹の横に並ぶ、冬斗。




「元彰は春乃のところ。

なんか混んでるみたいでね、様子見にいったついでに一緒にいるよ」




な、なるほど…だから春乃全然来なかったのね…