生神さまっ!

「卑弥呼と?」



その時に、夏樹は…?

うーん、と考えるけど…思いあたらない!




「ねぇ、それって……」



「はい自分で考える」



…今日はよく、話を遮られてしまうというか。


それに…自分で考えたって、分かるわけないでしょ!分からないものは分からないのです!



む、と感情をあらわに顔に出せば、ふっと笑う夏樹。




「言ってくれたてイイじゃんか、気になるんだけど!

…前の夏樹はあんなに素直だったのに…っ、!?」




ちょっと責めてやりたくなって意地悪なことを言ったら…
途端、妖艶で大人っぽい笑みに変わる夏樹。


そのまま顎を持たれ唇に触れるか触れないかぐらいまでぐい!と顔を近づけて来た…!?



ちょ、ちょ…!!
街中!周りの目、考えて!



「大丈夫、今店の影にいるじゃん」



そうだった!入り口付近じゃなくて店の影にいるんだった!

でも、見えるには見えるから!




かああああ、と顔が熱くなる。




「別に俺はイイんだよ?

この口を、俺の口で塞いで喋んなくさせても」