生神さまっ!

ぎゅっと目を閉じる。


けど…次に起きた行動は、私が予想していたのと、まるっきり違った。




私の白髪の頭を…くしゃくしゃ、と撫でる、優しい手。

大きくて、暖かくて、安心する。




そして、どこか懐かしい。




「…え……?」




冬斗が、私の頭を撫でていた。

漫画とかでよくこうゆうのあったけど…まさか、自分がされるなんて思わなくて。

顔に熱がたまるのが、自分でも分かった。




「春乃はそうゆうので怒ってるんじゃないよ。

ねえ、春乃?」




「ほんっとそう!あたしが言いたいのは、


その敬語癖とか、すぐ自分を卑下して謝るところとか!

決して秋奈のさっきの言葉とかじゃないからー!」




「俺も、春乃と同じだな。
さっきの言葉より、秋奈の敬語の方が壁がある感じがするからな。

ま、元彰はそれが通常運転って分かったからいいけどなー」




「余計なお世話ですよ…はぁ。



そして、秋奈様」




彼が、私を見て、優しそうな目をして微笑む。





「あなたは、僕と似ているようで違いますからね」