生神さまっ!





「いやー、俺も久しぶりに来たわー」



「あたしも!今年の春からは忙しかったしなー!」




楽しそうに辺りを見回している右サイド。


私はそれにつられて笑って、左へと向く。




「晴れてよかったですね」



「うん、アマテラス様のお許しも案外簡単に出て良かったよ。

9時ごろまでなら遊んでも構わないって」



「それは良かったです」



主従関係をその敬語が表していることに、少し胸が痛む。

けど、普通の仲のいい友達のようにも見えて…
やっぱり私は笑みをこぼす。




「でさ、どこ行く!?秋奈!」



春乃が満面の笑みで私に問いかける。



…春乃、私はさ。




「…なんか、疲れた」



「え!?早すぎるよー!?」




だ、だって…

まさか本当に、


こんなに近代的だと思わなかったんだよ……!!




「ビルが立ち並んでるし…なんか洋服と和服の率はギリギリで洋服の方が勝るぐらいだし…

バッチリメイクしてる人もいるし、
カップルみたいな人もいるよ…?」




なんかそんな感じで疲れちゃったせいで…


…笑うのが精一杯。疲れた、心が。




突然の冬斗の提案から約1時間半後、現在時刻午後2時。


お昼を食べてやって来たのは…

高天原から、転移の術で約3秒のところに位置する、


超・近代的な

天界の街。