生神さまっ!

元気かなぁ…亮太。





なんだかんだ…人界にたくさん友達もいたし、親友みたいな子もいたけど。

1番会いたいと思うのは…亮太なのかも。





「俺は、彼の気持ちが分かるかもな」




「?なんで?」




「…誰でもさ、頼ってほしいものでしょ」




頼る、か。


…私、亮太に…最終的には頼っちゃった。

けど、亮太がすごく苦しそうだったから…私、最後に……




「…ねえ、秋奈。

気分転換しない?」




突然の言葉に…え?ってなる。

気分…転換?




「ココは高天原。

天界の中でも神の地位を持っている人しか屋敷を持てない…のは知ってるよね」



「うん…付き人とか使用人とかはいいらしいけど…」



「そう。つまり、亡くなった人達はそれこそスサノオ一派みたいな現人神にでもならないと高天原に住むことが、使用人とかの道を選ぶ以外にはほぼないと言えるんだよ」



「へー…」



前はちょろっと聞いただけだったからな。


屋敷から出たことなんてほぼないし…あったとしても近所を散歩するとか。

あの時とかにすれ違った人達って…もしかして、いやもしかしなくても…みんな神様だったんだ…