生神さまっ!

人間の魂を…天界に……




私達は、うつむくことしかできなかった。



そう、私達は…人間の魂を捧げたから、ココにいる。

1人、神としての絶対的な地位に守られた安全な場所で。



私達がココにいることができるのは、

私達が…人を殺したからなんだ。



「そして、その褒美として…叶えることのできる範囲はありますが、

どんな願いでも1つ叶えられる力と神としての地位が与えられるのです」





夏樹が言っていた話は、本当だったんだ。

正しくいえば…筒姫様の話なのかもしれないけど…





「…思い詰めないでください、と言っても無理でしょう。

あなた達は人間の心を持っている…そんなあなた達に、重荷になる言葉を言うつもりはありません。


ただ、覚えておいてください」




金色の目が…私達を、見つめる。





「…あなた達は、決して"偽物"などではありません。


例え"偽物"と言われても…

あなた達にしか持てない経験や知識、それを知らないあわれな神と思ってください」



…なかなか辛辣なことを言うなアマテラス様。

でも…


…目は、真剣そのものだ。




「自分は、罪を背負っている。あなた達はそう思っているでしょう。


確かにそうなのかもしれません。人を殺め、この世界にいる。そう思うのが普通です。


ただ、私だ言いたいことは…

あなた達には、生きる資格がある、ということです」