生神さまっ!

次の魔物に行こうとした時…



「ハイ、ストップ。

これ以上はダメ」




「…夏樹?」



「…ハマっちゃうと、なかなか抜け出せないからね。

所詮魔物なんて思うなよ?
アイツらだって…人だったんだ」



ハッと、我に返った気がした。

私…魔物を殺すことに…抵抗がなかった?




「…俺も昔一時期だけどそんな感じだったからね。今は治ったけど。

じゃ、行こう…早く行かなきゃ、間に合わない」



「行くってどこに…?」



「前の俺らと同じ作戦だよ。魔物は囮。

義経は…


春の玉がある部屋に行ってるはずだ。


春乃と冬斗も気付いたのか、ここにはいねえし」




確かに、2人を見ない。

春の玉がある場所って、確か…



「祭壇みたいな感じの部屋だったよね?

屋敷の一番奥にある、っていう…」



「そ。

行くぞ」




…待って、今更だけど…"義経"って言ってた?

え、源義経?源氏の?源頼朝の弟さん?



…卑弥呼の次は、まさかの武将なの!?