子供の分際で、そう思われるかもしれない。
でも、好きだった。
そう、やっと気付けたんだ。
「ありがとう。
俺といてくれて。
俺に笑顔を向けてくれて。
俺を連れ回してくれて。
俺に夢を与えてくれて。
感謝しても、しきれない」
視界が、あの日みたいにぼやける。
これは、暑さによる陽炎か。
それとも、涙なのか。
分かってる。
全てを消そうとする陽炎と、
別れを確信してしまって生まれた涙。
どっちもだ。
泣くなんて、何年ぶりか。あの日のをなくしたら、記憶にない。
「…ごめん、
香織の夢を奪ったのは俺だ。
俺が香織の笑顔を奪った。
俺が、全部いけないんだ」
…揺れる視界の中、気付いた。
香織の目から…涙が、溢れていることに。
でも、好きだった。
そう、やっと気付けたんだ。
「ありがとう。
俺といてくれて。
俺に笑顔を向けてくれて。
俺を連れ回してくれて。
俺に夢を与えてくれて。
感謝しても、しきれない」
視界が、あの日みたいにぼやける。
これは、暑さによる陽炎か。
それとも、涙なのか。
分かってる。
全てを消そうとする陽炎と、
別れを確信してしまって生まれた涙。
どっちもだ。
泣くなんて、何年ぶりか。あの日のをなくしたら、記憶にない。
「…ごめん、
香織の夢を奪ったのは俺だ。
俺が香織の笑顔を奪った。
俺が、全部いけないんだ」
…揺れる視界の中、気付いた。
香織の目から…涙が、溢れていることに。

