「…ああ、将来の夢の作文?
まだやってない。
…第一、将来の夢とか決まってないし」
「や、やっぱりそうかー」
「で、それがどうしたの?」
「いや、どうせ夏樹もやってないだろうなー、って思って。
一緒にやろうかなと思ったの!」
俺が返事をする前に、香織は持っていた比較的シンプルなデザインの筆箱と原稿用紙を机の上に置く。
…え、突然すぎるでしょ。
「俺…考えてないんだけど」
「私は考えてるの!!
ほら、手伝ってよー!」
「それが目的か」
「うん!私、作文の書き方のルール忘れちゃった!」
あっさり認めたよ、コイツ。
俺は読んでいた本をベッドの上において、香織に向き直る。
「で?香織は将来、なにになりたいわけ?」
「えっと、ね。
プロの、テニス選手…」
珍しく、ちょっと恥ずかしそうに言った香織。
…そうだ、香織は学校でもテニスクラブに属してる。
孤児院に昔からあったテニスラケットを譲り受け、楽しそうにやっていたのを覚えてる。
まだやってない。
…第一、将来の夢とか決まってないし」
「や、やっぱりそうかー」
「で、それがどうしたの?」
「いや、どうせ夏樹もやってないだろうなー、って思って。
一緒にやろうかなと思ったの!」
俺が返事をする前に、香織は持っていた比較的シンプルなデザインの筆箱と原稿用紙を机の上に置く。
…え、突然すぎるでしょ。
「俺…考えてないんだけど」
「私は考えてるの!!
ほら、手伝ってよー!」
「それが目的か」
「うん!私、作文の書き方のルール忘れちゃった!」
あっさり認めたよ、コイツ。
俺は読んでいた本をベッドの上において、香織に向き直る。
「で?香織は将来、なにになりたいわけ?」
「えっと、ね。
プロの、テニス選手…」
珍しく、ちょっと恥ずかしそうに言った香織。
…そうだ、香織は学校でもテニスクラブに属してる。
孤児院に昔からあったテニスラケットを譲り受け、楽しそうにやっていたのを覚えてる。

