生神さまっ!

そりゃ、話し相手とかはほしいけど…実際結構今も楽しいし。




「秋奈」




あ、でも今私ちょっとみんなとギスギスしてるんだった…
うう、それ考えたら話し相手ほしくなってきた…




「秋奈…!!」




でもなあ、もういりません、って言っちゃったし。
それに、アマテラス様も「あなたはそういうかなと思ってました」って言ってたし…今から言うのも…




「秋奈!!」



「っ、うわあっ!?」




肩をぐい、と突然後ろに引っ張られる。
景色がぐうぉん!と縦に動いて、天井が見えたと思ったら…

温かい何かに、包まれて…止まる。




…怖かった。





「秋奈、無視してた?俺の事」




…ん?

そのまま顔を上げると…ドアップで、冬斗の顔が…!



頭の中に、フラッシュバックで…昨日のキスを思い出す。
あの時、私目開けてたから…!!




「うわああああ!?」




な、なにごと!?

そのまま冬斗から自分でも驚くほどの速さで離れる。