生神さまっ!

春乃…!




なにもできない無力な私に腹が立って、ぎゅっと拳を強く握りしめた。



私にできること…
…術も、あの時以来つかえてない。

私が彼女に攻撃を与えることなんて、できない。



第一あの2人でも攻撃できてないのに…




…いや、そこがおかしいんだ。


卑弥呼は…なんであそこまで無敵なの?



あの強さだったら…スサノオより強いかもしれない。

絶対防御の壁を、あの人は築けばいいんだから。



そうだ…あの人の武器は、お札。




あのお札になにか細工があるとしか思えない…

そういえば、最初に飛ばしてきたお札…あれは、なに?



夏樹がいとも簡単に燃やしてしまった、あのお札…


そして…冬斗の斬撃をモロに受けたお札と、受けなかったお札の違い…



まるで、お札が…
2人の攻撃を…”知ってる”みたいだった…?




ピースがどんどん当てはまって、卑弥呼の”秘密”が解けていく。




そして…





「…もしかして」





ピースが、完全にハマりそうになる。



その時、夏樹が再び炎をだし、卑弥呼へ飛ばす。



それがいきなりだったせいか卑弥呼も体制をとっておらず、一歩ひく。

春乃から、離れた…!