来たばかりだけどもう帰ろう。 校門まで来た辺りで人影を見つけた…。 「…!?お、おとう…さん?」 なん…で、お父さんが学校の前に居るのかさっぱり分からない。 お父さんは、私の声でやっとこちらに気がついた。 「学校はいいのか?」 「う、うん。どうしてここにお父さんが居るの?」 今日のお父さんは凄く不気味だ。 何かを企んでいるかの様な顔…。 私を殴る時とはまた、違った怖さを感じた…。