遥斗は受付を通り過ぎようとしていた…
「え!ちょっと!受付行かないと!」
「あー、大丈夫だ。」
はい?
遥斗の言ってる意味が分からない
「いや、まだお金払ってないよ!」
「もう払ってある」
「いつの間に…」
「そんな事どうでもいい。早く帰るぞ」
「いや悪いよ!返すって!」
と言って財布を出そうとすると…
「そんなに返すって言うなら今夜寝かせねぇぞ?」
とどこから出るのか分からない色気のある声で言った遥斗…。
これは本気だ。
私は素直に「言いません。ありがとう」
と言った
「フッ、それでいいんだよ」
と言って歩き始めた…
車まで着くと
車のドアを自然に遥斗が開けた…
「あ、ありがと…」
「あぁ」
車に乗り込むと、運転席には飛真が居た
「桜花ちゃん退院おめでと〜!よかったね!」
「ありがとう!」
飛真と世間話をしている間に智と隆も戻ってきた
「じゃ、行くよー」
「あぁ」
と車が動き出した
「ねぇ遥斗、今からどこに行くの?」


