…………う、ん?
「え!?」
そうちゃん、い、今なんて言った!?
ダブルデートおおお!?
「え?」
いや、え? でなく。
ダブルデートとか言わなかったかな今。
わたしたちがデートに行くって前提がないと出てこない言葉を言わなかったかな今……!
「え? あの、え? デート……?」
戸惑うわたし。あああ、心臓がうるさい。
そうちゃんは少し首を傾げてみせて、さらりと答えを口にした。
「デートだろ。俺と佐藤さんが一緒に出かけたら」
「っ」
唇を噛んでうつむく。
駄目だ。
なんの気なしの発言なのに、何も特別かっこいいことなんてしていないのに、駄目だ。
あああ、くそう。
……かっこいい、なんて思うわたしはやっぱり、そうちゃんが好きすぎる。
「え!?」
そうちゃん、い、今なんて言った!?
ダブルデートおおお!?
「え?」
いや、え? でなく。
ダブルデートとか言わなかったかな今。
わたしたちがデートに行くって前提がないと出てこない言葉を言わなかったかな今……!
「え? あの、え? デート……?」
戸惑うわたし。あああ、心臓がうるさい。
そうちゃんは少し首を傾げてみせて、さらりと答えを口にした。
「デートだろ。俺と佐藤さんが一緒に出かけたら」
「っ」
唇を噛んでうつむく。
駄目だ。
なんの気なしの発言なのに、何も特別かっこいいことなんてしていないのに、駄目だ。
あああ、くそう。
……かっこいい、なんて思うわたしはやっぱり、そうちゃんが好きすぎる。


