さっきまで小さく映っていた包装紙が拡大されて鮮明に映し出される。
それらに混ざって、写真立てが置かれているのがわかった。
女の子が好みそうな可愛らしい写真立てだ。
「こんなの颯は使わないよ」
吐き捨てるように呟いた時、画面上に誰かの足が映り込み、あたしは慌ててズームを戻した。
包装紙の辺りに立っているのは希彩ちゃんで、その後ろから颯が部屋に入ってきた。
希彩ちゃんはその場にしゃがみ込み、さっきの写真立てを手に取る。
そして颯の方を振り向き、何かを話し始める。
「あ……」
あたしはその光景にハッとした。
颯は女の子たちからもらったプレゼントを、希彩ちゃんあげているのだと気が付いたのだ。
希彩ちゃんはテーブルに置かれていたマグカップや、人気キャラクターの手帳など、自分の気に入ったものをどんどん両手に抱えていく。
颯が女の子たちからプレゼントをもらうのは、これが原因かもしれない。
それらに混ざって、写真立てが置かれているのがわかった。
女の子が好みそうな可愛らしい写真立てだ。
「こんなの颯は使わないよ」
吐き捨てるように呟いた時、画面上に誰かの足が映り込み、あたしは慌ててズームを戻した。
包装紙の辺りに立っているのは希彩ちゃんで、その後ろから颯が部屋に入ってきた。
希彩ちゃんはその場にしゃがみ込み、さっきの写真立てを手に取る。
そして颯の方を振り向き、何かを話し始める。
「あ……」
あたしはその光景にハッとした。
颯は女の子たちからもらったプレゼントを、希彩ちゃんあげているのだと気が付いたのだ。
希彩ちゃんはテーブルに置かれていたマグカップや、人気キャラクターの手帳など、自分の気に入ったものをどんどん両手に抱えていく。
颯が女の子たちからプレゼントをもらうのは、これが原因かもしれない。



