俺が純白を好きになったのは、純白が高校に入学してすぐの事だった。


移動教室の授業で場所がわからず、1人困っていた純白に声をかけたのが俺。


純白があまりに可愛くて、そして何度も頭を下げてお礼を言う、その姿に一目ぼれをした。


だから、学校のイベントでドリンクを配る係が一緒になった時は、本当にラッキーだと思ったんだ。


俺は写真の1枚に顔を近づけると、純白の頬にキスをした。


「大好きだよ純白。早く帰っておいで」


俺は心から愛しく感じている彼女に、そうささやいたのだった……。





END